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排尿障害

おしっこが出にくい、勢いがない、時間がかかる・・・夜のおしっこの回数が多くてぐっすり眠れない・・・残尿感がある・・・尿が漏れてしまう・・・これらの症状は、総称して「排尿障害」と呼ばれています。排尿障害を引き起こす疾患は、膀胱炎や前立腺炎などの感染症を除くと、以下の3つに大別されます。

1.前立腺肥大症

前立腺は、尿道を取り巻く内腺という部位と、その外側を包む外腺という部位に分かれています。前立腺肥大症はその内腺の部分が大きくなる良性疾患で、徐々に尿道側に膨らんでいき尿道を圧迫して尿の通り道が狭くなることで起こります。前立腺肥大症が進行すると、尿の勢いがない、残尿感がある、尿が近い(頻尿)、夜に何度も尿に起きる(夜間頻尿)、などの症状が出現し、尿道への圧迫がさらに高度になると、とうとう尿が出なくなってしまうこともあります(尿閉)。残尿が多いために頻尿となることも多く、超音波検査、残尿測定、尿流量測定(尿の勢いや時間を調べる検査)を行って診断し、また前立腺癌の除外のために血液検査(PSA検査)が必須です。

腰を押さえる 男性
体調不良

2.過活動膀胱

加齢により膀胱が硬くなって弾力性を失い膨らみにくくなり、尿が貯まることにとても過敏になった状態です。過活動膀胱が進むと、少しの尿が溜まっただけで膀胱が収縮しトイレに行こうとしても間に合わずに漏らしてしまったり(切迫性尿失禁)、漏らすまでに至らなくても、我慢するのが難しい尿意が頻回に起こる(尿意切迫感)、といった症状がみられます。50歳以上の女性の8人に1人が過活動膀胱と言われています。男性でも前立腺肥大症に随伴して発症することもよくあります。問診票が診断の目安で、尿検査、尿流量残尿測定、排尿日誌等で確認します。

3.神経因性膀胱

膀胱の、尿を貯める・畜尿機能と尿を出す・排尿機能、の2つの機能の調節が障害され、様々な症状を来たす病態を神経因性膀胱といいます。脳疾患や脊髄疾患、糖尿病など明らかに神経障害を来たす原因のはっきりしたものの他に、調節障害の原因がよくわからないものもあります。尿検査、尿流量残尿測定、超音波検査などを用いて、排尿/蓄尿の障害の程度を調べます。また原因の治療を並行して行うことが必要な場合もあります。

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大空

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